10万人以上が利用する駅のホームドア設置は3割程度!?

多くの方が利用する鉄道の駅ですが、1日、10万人以上が利用する251駅のうち、可動式のホーム柵(ホームドア)の設置が3月末で完了しているのが、約3割の77駅になることがわかりました。残り174駅については、まだホームドアの設置が完了していません。東京メトロで起きた視覚障害者の転落事故を防止するためにも、速やかな設置が望まれます。

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前回の記事:自殺に対して効果絶大!?駅のホームドア設置で安心安全!

ホームからの転落事故の現状

国交省によりますと、障害にかかわらず乗客がホームから転落する事故は2009年度の2442件から増えて、14年度には約1.5倍となる3673件になりました。

この増加の原因として、スマホの普及が考えられます。

スマホを見ながら、操作しながらホームを歩くので、足を踏み外して、ホームから転落したり、電車に接触したりしています。

上記の件数のうち、視覚障碍者の転落は、09年度の38件から12年度は92件に増加、13年度75件、14年度80件と高いです。

視覚障害者が転落し、電車にはねられる、ホーム上で電車に接触したりする事故も、09年度以降、毎年度1~4件ほど発生しています。

東京メトロで起きた転落事故の原因を分析してみると、ホームと車両との隙間が広い場所で、昇降時に誤って足を踏み外してしまうということがわかりました。

これは、ホームが緩やかに曲がっている場合に、カーブの真ん中付近は隙間が広くなるということがあるので注意が必要です。

ホームから転落する危険性を国交省も認識し、10万人以上が利用する都心部の駅では20年を目標にホームドアを優先して設置することを11年に鉄道各社に求めています。

1日に3000人以上が利用する駅では、原則、ホームドアか点字ブロックを設置するように求めています。

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ホームドア設置の補助も国交省から3割強でるように11年度からしています。

視覚障害者からもホームドア設置を望んでいる

警視庁赤坂署などによると、世田谷区の亡くなった会社員Aは15日夕、勤務先から盲導犬を連れ帰宅途中、青山一丁目駅(東京都港区)で転落し、電車と衝突しました。

この事故の状況を日本盲人会連合は独自に調べることを決めました。

日本盲人会連合が11年にアンケートしたとき、回答した252人の37%(92人)がホームから「転落したことがある」と回答、「転落しそうになった」という人は60%(151人)いました。

転落防止策を聞いたところ、「ホームドアの設置」が228人(複数回答)で最も多いという結果になりました。

しかし、東京の鉄道各社でホームドアの設置率には大きな差があり、東京都営地下鉄の約6割やJR山手線の約8割と比べ、東京メトロは47%と半数にも満たないというのが現状です。

ホームドアの設置は、いうほど簡単ではなく、まず重みに耐えるよう駅改修が必要となります。

東京メトロでは9路線中4路線で整備を完了しましたが、銀座線の完全設置は21年度ごろまでかかるという見通しになっています。

まとめ・感想

  • 最近はスマホによる電車との接触事故やホームからの転落事故など、ホームドア設置の必要性は増している。
  • しかし、ホームドア設置と簡単に言えるが、言うほど簡単ではなく、ホームドアを設置するためにホーム自体の補強作業がある。それから設置になるので、費用が結構必要になる。それも一つの駅ではないので、全てに対応するためには時間がかかる。
  • ホームドア設置の効果は、絶大で事故を防止するためには、必要不可欠であるのも事実です。

最後までお読み頂きありがとうございました。

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